スタッフに求めるもの
お仕事
こんばんは。(と言っても、読んでくださるみなさんの時間はそれぞれですが、現在午前4時過ぎ。まだ昨日から寝てません…何をしてたんでしょう??もう朝ですね。)
信頼できるスタッフさんに恵まれて毎日楽しくお仕事をしていますが、今日は「一緒に作業をしているスタッフさんより少し早く着こう」と焦った結果、約束の時間を間違えて相手を驚かせ(「まだ家です!」と言わせ)、その申し訳なさで頭が混乱して電車を乗り換え間違う。なのに、乗り換え後の乗り換えで最終的に乗った電車が当初の予定のもの、という不思議な経験をした 事務の救急箱アヌ の前足、森本です。
アヌの前足=猫の手 と覚えてください。
さて、本日は、いつも手伝ってくれているスタッフさんにお伝えしていることをここに書いてみます。改めて、「スタッフを探すのはこれが大事!」としみじみ思ったからです。
アヌがお客さまからいただく仕事は多岐にわたります。
データ入力をしてほしい、調べ物をしてほしい、文書を作ってほしい、経費の入力をしてほしい、などの想像つきやすい事務仕事はもとより、
以前のブログでも書いているように、手紙の文面を考えてくれ、とかお客さまアンケートを社内報的なものにまとめてくれ(それ以外のなんの指示もなし。丸投げ)、とか、芝居の衣装を探してくれ、というような変わり種まで。
あ、パソコンレッスンもします。(付け足し気味に言う)
でも、スタッフさんにそれらの仕事を振り分けていくときに必ず気にしていることは、「そのスタッフさんが、その仕事の内容を楽しいと思ってやれるかどうか」。
事務の能力がとっても高くて、何を頼んでも精密に、丁寧に、しかも早く仕上げてくれる子がいます。
そこにテープ起こしの仕事が入ってきたので「 試しに やってみる?」と出してみました。
一瞬にして「ダメ、無理です!」
その子には面白くない(そして苦手な)仕事だったみたい。
「そっか~、わかった、じゃあ返して。」それだけです。
へぇ~。
苦手なものもあるんだね~、と思いながらあっさり引っ込め、以来、頼んでいません。
かと思えば、その仕事を「楽しい」と言って積極的に取り組んでくれる人もいます。
「好きなこと、楽しいと思えることをする」
いやもっと言えば
「楽しいと思える仕事じゃなかったらしてはダメ!」と言っています。
楽しくできる仕事じゃないと良いものはできないと思っているし、非効率で、スタッフさんのやる気をそぐからです。
そしてまた、それは、「今は楽しく(上手に)できないけど、今後うまくなりたいから、時間をかけて必死の思いででもやりたい」と思う仕事なら任せる、という意味でもあります。「今は苦手だけど、うまくなりたいから頑張る」のって、楽しいことでしょ?
納期に余裕があるなら、「苦手だけど自分のためにやってみたい」という人にも喜んで振り分けます。
納品するときは私が責任をもってチェックしているからね、と。
今日もまた、引き継ぎをしている彼女(「まだ家です!」と慌てた彼女)と別れる帰り道、「楽しくできてる?」と尋ねていた私です。
そこ、一番大切にしてるのよ。
スタッフになりたいな、と思っている人にも伝わってほしい、この想い。